10月中旬。
北新地の素敵なギャラリーで、
共に京都、パリで学んだチェロの西本慶子さんと
演奏させていただきました。
初披露のリスト作曲「オーベルマンの谷」を演奏するにあたり、
読み進めた、
セナンクール著「オーベルマン」。
楽譜には、この本から抜粋された一節が記載されています。
主人公が、自身の思考に深く向き合い、
様々な土地を旅する物語。
「この森に明るくなつて仕舞わないやうに僕は心がけてゐる。常に何か新しく見つけることがあるやうにし度いからだ。」
セナンクール『オーベルマン 上』(1986年, 岩波文庫), P.110
つまり、自分は十分に知っていると思い込まないことにより、新しく何かを知ろうという姿勢を持ち続ける、という。
この美しい文章によって、
普段、自身が意識していることを
改めて心に響かせてくれた一節だったので、
当日のトークでも紹介させていただきました。
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そして急遽、
11月19日(木)にも、
同じ会場でのコンサートに出演致します。
リクエストをいただき、
ソロでは前回のリスト作品から「泉のほとりで」と、
アルベニスのスペイン音楽を💃🌹
またドビュッシーのヴァイオリンソナタなど、
デュオも含む、充実のプログラムになっています!
ご興味ございましたら、
チラシ記載の番号、
又は下記アドレスにてご予約くださいませ。
お待ちしております😍
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