先日のギャラリー菊での演奏会、終演後📷
展示されていた作品の前で思わず満面の笑み😁
ソロでは、
パリ音楽院時代に出会ったアルベニス作品を。
当日もお話しさせていただきましたが、
スペインと聞いてパッと浮かぶのは派手で華やかなイメージ。
ただ実際は、
目を凝らさないと見えないものの存在が、
この音楽の中にも色濃く存在しています。
例えば、バルセロナのような誰もが魅せられる大都会でも、
一歩路地に入ったら湿った暗い雰囲気がそこにあるような。
光と陰、
喜びと哀しみ、
生と死。
性質の異なるものが、表裏一体のように存在し、
その狭間を目まぐるしく往来するような。
表面上には見えない部分に目を向けさせてくれる。
そういったこのアルベニス作品は、
これからも大切にしていきたいレパートリーです。
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